7月16日、教科目「医事業務研究」の調査、研究の一環として、宮崎善仁会病院を訪問しました。災害医療での医療事務職の役割、安全管理や多職種との連携、キャリアと資格等、診療情報管理の担当の方から学生の研究テーマに沿いレクチャーを受けました。各部署での幅広い経験やDMATでの実績等をもとにした分かりやすく臨場感のある内容で、学生達は終始、真剣な様子で受講していました。当院は今年4月、宮崎市内に新築移転、災害拠点病院の指定も受けています。医療情報管理科の1期生が管理職として勤務されており、以前から、本校の運営や現場との連携等で協力いただいています。各フロアー、部署を案内していただきましたが、最新の設備や医療器材、読影室での説明等、新鮮で貴重な体験となりました。また、就職に関する話の中で、「それぞれの病院の色に染まれるかどうかが大切」「仕事があって、仕事ができての資格」等の言葉が、本校の建学の精神とも重なり印象的でした。今回の体験が、学生たちの学びを深めることやより良い進路選択につながると思います。