医療情報管理科 修業年限/1年 定員/男女40名 医療情報の電子化に伴い総合的な知識が要求される医療事務職。これからの医療機関での即戦力となれる人材を育てます。
医療情報管理科 修業年限/1年 定員/男女40名 医療情報の電子化に伴い総合的な知識が要求される医療事務職。これからの医療機関での即戦力となれる人材を育てます。

医療情報管理科の特徴

九州初の医療秘書科を開設

本科は、1983年、九州の専門学校では初めての「医療秘書科」として誕生し、医師を支える専門性の高い医療事務・医療秘書の養成に努めてきました。その後、2001年に医療現場の情報管理の重要性に着目し、「医療情報管理科」に科名変更し、カリキュラムも一新しました。これまで1300名を超える卒業生を輩出しており、県内外の医療機関で責任ある役職者として活躍している卒業生が多いのも、本科の大きな特徴です。

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選べる将来像

入学者の将来を見据え、病院、診療所、調剤薬局、医療系IT企業など、幅広い分野に就職が可能なカリキュラムです。更に、医療事務はもちろん医師事務作業補助(ドクターズクラーク)といった職種の選択にも必要な講義、資格試験も取り入れています。

医療事務の現場から診療情報管理士を目指すスタッフが多い理由。

登録販売者にも対応

平成30年度から「登録販売者」の資格試験に対応するカリキュラムを追加しました。この資格は、薬剤師のみ認められていた一般医薬品の一部の販売が行える県知事認定の資格です。薬局勤務の本校卒業生も取得をしているなど調剤薬局での需要も高まっています。また、ドラッグストア等への就職も視野に入れることができます。

医療情報の電子化が進む医療機関において、それに対応できる医療事務職の人材を育成します。

主なカリキュラム

電子カルテ・医事
コンピュータ演習

医療機関導入率シェアNo.1システムを
使った実践演習で即戦力を育成

宮崎県内の医療事務養成校の中でもいち早く「電子カルテシステム」や「医療事務システム」を導入。1人1台のパソコンを使い、日医標準レセプトソフト「ORCA」(医療事務システム)とREMORA(電子カルテシステム)を使用して実践演習を行う。今後、急速に普及が進む医療情報システムに対応でき即戦力となるよう、医療現場に即した技術の習得を図る。

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コンピュータ基礎・簿記基礎

コンピュータ・簿記の
初心者向け選択講座を用意

入学時の段階で、コンピュータや簿記などの商業系の科目で個人の学習状況に大きな差があるケースに備え、コンピュータと簿記の初心者講座を設置。まったく学んだことがない学生をバックアップ。

コンピュータ基礎・簿記基礎 コンピュータ・簿記の初心者向け選択講座を用意

心理学・コミュニケーション論
・華道・礼法・美術・手話

充実の一般教養科目で
豊かな知性と教養を学ぶ

医療事務職には、専門知識や技術だけではなく、医療現場や患者さんと円滑な人間関係を築くためのコミュニケーション能力も求められる。本科では英語・華道・礼法・美術などの一般教養科目にも力を注ぎ、知性と教養を備えた社会人の育成を目指す。

心理学・コミュニケーション論・華道・礼法・美術・手話 充実の一般教養科目で豊かな知性と教養を学ぶ

診療情報管理論・医療管理総論
・医療情報

診療情報管理士養成にも対応
専攻科進学に備えたカリキュラム

診療情報管理士を養成する「医療情報管理専攻科」への進学に対応する科目も設置。医療従事者としてより専門的な医学の知識を深め、IT化が進む医療業界に即応できる情報処理の技術を身に付ける。

診療情報管理論・医療情報学・病院会計 診療情報管理士養成にも対応専攻科進学に備えたカリキュラム

○一般教養 ○臨床医学総論 ○医療秘書概論 ○保険請求事務総論 ○ビジネス実務 ○医療管理総論Ⅰ・Ⅱ
○臨床医学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ ○ビジネス文書演習 ○医学用語演習 ○保険請求事務演習 ○介護保険請求事務演習
○基礎実習 ○プレゼンテーション

※一部抜粋

実習内容

1年・2年次において県内外の医療機関で病院実習を行います。2回の病院実習を通して授業で学んだ知識と技術がどのように活用されているのかを知り、1日の仕事内容から1ヶ月単位の一連の流れを体験し、実践的な力を身に付けます。

【1年次】医療業務基礎実習 [3月(2週間)]

基礎実習(医療機関)

施設見学

受付、診療室、各検査室、病棟等を見学し、病院の全体像を把握する。

医療事務基礎実習

受付事務、患者・来客応対、会計業務、診療報酬請求事務等の基本的技術を習得します。

各医療専門職の業務見学

診療部門、看護部門、検査部門、薬局部門などの業務の流れを詳細に把握します。

基礎実習(医療機関)

【2年次】医療業務応用実習[11月下旬~1月(3~5週間)]

医療業務総論実習

●受付業務(受付、接遇、電話応対)/●診療報酬請求事務/●公費負担医療に関する業務/●会計業務/●診断書管理業務/●病棟クラーク業務/●一般庶務的業務/●患者看護補助実習

医療情報システム実習

●診察予約管理業務/●医事会計、レセプトシステム業務/●オーダリングシステム補助業務/●医療情報の収集、整理、活用/●医療評価補助業務/●研究補助業務

秘書実務実習

●接遇業務/●参考資料、図書雑誌の収集・整理/●管理業務/●会議などの運営業務/●医局秘書業務/●経理関係事務

診療情報管理実習

カルテ管理

収集・分析・提供、ファイリング

検査報告

一般検査、特殊検査、分類、整理、ファイリング

病歴管理

疾病分類、整理、保管、製本、活用

統計、疾病登録業務
入退院・登録業務

資格取得・就職について

■ 取得資格

●医療秘書認定受験資格(日本医師会認定)

■ 取得目標

●医療情報技師
●医療事務技能審査試験(メディカルクラーク)
●診療報酬請求事務能力認定試験
●秘書技能検定(3級~1級)
●医師事務作業補助技能認定試験(ドクターズクラーク)
●医事コンピュータ技能検定(3級~準1級)
●医療保険請求事務実技試験(日本医師会認定)
●医療秘書(日本医師会認定)
●メンタルヘルスマネジメント検定
●登録販売者

■ 主な就職先

●医療機関(病院・診療所)
●保険調剤薬局
●一般企業(医療系)
※詳しい就職先は就職サポートページをご覧ください

■ 内部進学

医療情報管理専攻科へ
(進学については、入学金は免除されます)

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