本校は、1983年(昭和58年)九州で初めての医療情報管理科(前・医療秘書科)設置を起源とし、以来、介護福祉科、こども科(前・保育科)、医療情報管理専攻科と発展してきました。毎年高い就職率を誇り、これまでに4,769名の卒業生が、医療・福祉の現場で活躍しています。
少子化、超高齢化の傾向は年々拡大し、医療・福祉ニーズの増大と多様化の中で、医療・福祉分野で期待される専門職従事者の育成が急務となっております。
本校はこれに応えるべく、一人ひとりを大切にするきめ細やかな教育の下、高度な知識や技術の習得と情操豊かな人間性の確立をふまえた専門職の養成に取り組んでおります。
本校では患者さんや利用者の方々の立場にたったサービスが提供できるマネジメント力を身につけるため、医療情報管理科では情報関連の複数の科目を連携させたデータサイエンス、介護福祉科ではヘルスアセスメントに大切なバイタルサインの学習、こども科では卒業と同時に幼稚園教諭資格が取得でき、さらに短期大学士(幼児教育学)の称号が得られる特色あるカリキュラムを設定しています。
さらに学科や学年を超えた全学で取り組む全学連携演習科目など特色ある教育を通して、医療福祉に関わる複数の職種との多職種連携教育(Interprofessional education)や地域との連携を目指した実践に役立つ人材の育成を推し進めています。これらの本校の特色の他に姉妹校である東京の東洋公衆衛生学院には臨床検査技術学科と診療放射線技術学科があり相互に遠隔授業や健康科学セミナーを通して教育の質向上に取り組んでいます。
今後も、信頼と実績に基づく有能な人材の養成に、教職員一同全力で取り組んでいく所存でございます。皆さんのご入学を心よりお待ちしています。